パートナーとのご縁を引き寄せるのに本当に大切なこと

一口にパートナーと言っても、夫と妻、彼と彼女、ビジネスパートナーなど、様々なパターンがあります。しかしどんなパターンであっても、その目的は、「一緒に支えあい、助け合って共に仲良くやっていく」というものです。

今回は、結婚⇒離婚⇒国際子連れ再婚という軌跡をたどった私自身の体験を元にして、どうしたら最高のパートナーを得ることができるのかをお伝えしたいと思います。

突然の間違いメール

「君、アラニス・モリセットのファンなんだよね?僕もそうだよ。友達になって欲しいな。」

在宅でデータ入力の仕事をしている最中、通のメールが受信トレイに届きました。送信元のメールアドレスには見覚えはなく、「ヨナタン」と名乗るその人物が誰なのかもまったく思い当たりがありません。

私は「間違いメールだな」と思い、「間違ってメールを出しているようです。私はアラニス・モリセットも、あなたのことも知りません。」と返信し、仕事に戻りました。

当時、私は前夫からの度重なる暴力が原因で、二人の子供と一緒に前夫とは別居して暮らしていました。昼は会社員として働き、夜はPCを使って在宅の仕事をするという、とても忙しい毎日でした。在宅の仕事は納期があるので、子供たちを寝かしつけた後、ときには明け方まで仕事をし、翌朝に子供たちを保育園に連れていってその足で会社に出勤・・・ということもありました。

ですので、PCを自分の仕事以外のことで使うことは滅多になく、今回のこの間違いメールも、どこから私のメールアドレスを見つけたんだろう・・・と思いました。当時はインターネットも電話回線を使っている時代で、ウェブサイトのページを開けるにも、数分かかるような状況だったので、どこかのサイトにメールアドレスを投稿した覚えもなかったのです。メールでのやり取り自体もまだまだ少なく、ましてやスパムメールも見かけることはありませんでした。また、当時の私のメールアドレスは、お気に入りの歌の歌詞の一部を引用したもので、だれかれが予測できるようなものでもなかったのです。

不思議なこともあるもんだ、と思いながらも仕事をしていると、またメール受信のメッセージが現れました。例のヨナタンと名乗る人物からです。

「ううん、間違いメールじゃないよ。僕は君のメールアドレスをアラニス・モリセットのどこかのファンサイトで見たんだから。」

私の頭の中はクエスチョン・マークで一杯になりました。

海を超えた友情

しかし同時に、思い当たることもありました。

私は音楽好きなのですが、ちょうど同じころ、別の音楽仲間からも「アラニス・モリセット」の名前を聞いていたからです。

「これはアラニス・モリセットを聞け、ということなのかな?」

私は普段から、物事が起こるには何らかの意味があるということを知っていたので、さっそく次の日の仕事帰りにCDショップに立ち寄り、「アラニス・モリセット」のCDを買ってきました。

そしてそのアラニスのCDを聞いて、私の中に衝撃が走りました。

私は小さなころから、オーラや霊体、エネルギーなど人が見えないものを見たり、受け取ったりをしてきたのですが、CDを聞くなり、彼女もそうだ!と分かったのです。「この人も、私と同類だ・・・」と思ったのと同時に、この間違いメール騒動も、アラニスに出会うべくして起こったのだな、と分かりました。

そしてそこから、ヨナタンとの交流も始まっていきました。アラニスのことが大好きになった私は、メールでヨナタンとアラニスについて語り合いました。そのひと時は、忙しい毎日の中の、ささやかな楽しみの時間となりました。

こうして分かったことですが、ヨナタンはイスラエルに住む、当時14歳の中学生の男の子でした。頭がよく、国の言葉だけでなく、英語も流暢に操り、また当時はまだまだ少なかったウェブサイトをHTMLで組み立てて作っていました。もちろんアラニス・モリセットのファンサイトです。

海を越えてのご縁。しかしそれはその後に続く、この壮大なご縁の織り成すストーリーの序章に過ぎなかったのです。                                                                 

外界に再び触れて

ある朝、毎日のようにメールでのやり取りをしていたヨナタンから、お知らせが来ていました。

「やっと僕のウェブサイトが完成したんだ。そのお披露目を兼ねて、世界中のアラニスファンを招待して、チャット・パーティーをしようと思ってる。君も来てね!」

開始時間を調べてみると、仕事から帰ってきたら、ぎりぎり間に合うかな?というような時間でした。私はヨナタンに「ちょっと遅れるかもしれないけど、参加するね!」と返事をし、仕事に出かけていきました。

そしてその日の晩、私はワクワクしながらヨナタンのウェブサイトのURLをタイプしました。このウェブサイトは、当時、アラニス・ファンのサイトの中でも大規模なものの一つで、その正式オープンを待つファンが世界中にたくさんいたのです。

そしてそのサイトに行ってみて、その完成度の高さにびっくりしました。前述のように、当時は今のように多くのウェブサイトはなく、ほとんどが個人でHTMLでサイトを構築しているような状態でした。それにもかかわらず、ヨナタンは何ページにも渡るサイトを作り、その中にチャットルームまで構築していたのです。

私がサイトに入ったとき、チャット・パーティーはもう始まっていました。「遅れてごめんね!」というメッセージと共にチャットに入ったとたん、ヨナタン始め、そこに集まってきていた世界各国からのアラニス・ファンが一斉に「こんにちは!」「待ってたよ!」「気にしないで、今始まったばかりだよ!」と声をかけてきてくれました。

自宅、子供たちの保育園、会社との往復の毎日で、こんな外界との関わりをすっかり忘れてしまっていた私にとって、ヨナタンとの出会いは、人との繋がりの楽しさや英語や海外への興味を、私にまた思い出させてくれるものでした。このように国や人種、年齢や環境の違いは関係なく、アラニスのファンという唯一の共通点だけで、優しく受け入れてくれる人たちに、ほっとするような暖かさも感じました。

そしてそのチャット・ルームの中に、将来、私のパートナーとなる人がいたのです。

パートナーとの出会い

チャット・ルームには、世界各国から集まってきた、数十名のアラニス・ファンがいました。ドイツ、イギリス、オーストラリア、アメリカ・・・。その中の一人がアメリカからの参加者でした。

1時間ばかり、アラニス関係のことでチャットをしていたでしょうか。突然、パーソナルメッセージが届きました。それはヨナタンがチャット・ルームに付けた機能で、個人的に話したいことがある場合、個別にメッセージが送れるというものでした。

そこにはこう書いてありました。

「はじめまして。僕はアメリカはカリフォルニアはOCに住む、ダンと言います。君は日本からの参加なんだよね?僕は以前から日本にとても興味があって、日本語もいくつか知ってるんだよ。今後、よろしくね。」

私はその偶然にびっくりすると同時に、とても嬉しくなりました。というのは、私は以前、友達を訪ねてアメリカに行った際に、ちょうどカリフォルニアのOCにある家にホームステイさせてもらった経験があったからです。

そして「私もOCには行ったことがあるよ。とても良いところですね。」と返事をしました。

そこから全てがスタートしました。

私たちはその後、メールアドレスを交換しあい、メールのやりとりを始めるようになりました。ダンはアラニスの大ファンであると同時に、コレクターでもありました。何でもアラニスの自伝本にも協力し、名前がクレジットされたこともあったそうです。そして日本のCDと、アメリカのCDをお互いに交換しあうということも始めました。

もちろん当初は、アラニスファン同士の、友達としての交流でした。私も前夫とは別居しているとは言え、まだ婚姻状態でしたし、9つも年下の彼を、恋愛対象と見ることすらできなかったのです。

ところが、毎日のようにメールやチャットで話しをするうちに、だんだんとお互いのことを話すようになっていきました。そして私たちには共通点がいくつもあることに気が付き始めました。

アメリカと日本。国も違えば言語も違い、文化や生活環境も異なります。ところが、彼とは考え方や感じ方、価値観がとても似ていることに気が付いたのです。それは同じような経験をしてきたからだということが、後になって分かるのですが、その時はとにかくお互いの気持ちが手に取るように分かる・・・という不思議な感覚を味わっていました。

よく、「ソウルメイトは出会うと分かる」と言います。それはYesでもあり、Noでもあります。出会ったときに、すぐに分かる場合もありますが、出会ったときは、大嫌いだった、というパートナーもいるからです。それもケース・バイ・ケースと言えるのでしょう。

ただ一つ言えることがあるとすれば、「ソウルメイトとは必ず出会うし、いつかは一緒になる」ということです。そのいつかは、ひょっとしたら今世ではなく、来世になるのかもしれません。しかし必ず一緒になるのです。

苦しみの果てに

ちょうどそのころ、別居していた前夫が、復縁を言い出し、頻繁に家に戻ってくるようになっていました。離婚を前提とした別居でしたが、何とかやり直せないか、これからはもう暴力を振るわないように努力するから、と言って頭を下げてきたのです。

もともと、結婚した以上、離婚というのは私の人生にはないと思っていました。私自身が両親からの愛をあまり感じることのない環境で育ってきましたので、いつしか夢が「暖かい家庭を築くこと」になっていたからです。それこそが私の唯一の願望で、夢でもありました。

そしてそのためには、いくら殴られても、子供の前では笑顔で、良い母親でいないといけない、という理想の母親像を自分に課していました。

しかしその暴力が数年にも及ぶころには、私自身がすっかり委縮し、前夫の顔色をいつも伺い、びくびくしながら日々を送っているのに気が付きました。そして何度も近所から警察に通報が行き、巡査が家に事情聴取に来るたびに、無理して何でもない風を装い、子供の前でも平気そうに見せている自分にも気が付きました。

今から思うと、心が麻痺していたのだと思います。自分さえ我慢すれば、自分さえ耐え忍べば、普通の家庭が保てる。もう普通の家庭でないことは、自分が一番承知していたはずなのに、なおも表面的な「幸せな家庭像」に固執していたのです。

そしてある時、気を失うほど殴られ、救急車で病院に運ばれたときに、初めて離婚という2文字が念頭に浮かびました。「私が死んでしまえば、誰も子供をみることができなくなる。」ということに気が付いたのです。そしてその思いが決定的になったのが、彼の暴力が、子供にまで及んだことでした。

お腹を蹴られて、部屋の端から端まで飛ぶ長男。こたつに潜り込んで、怯えてすすり泣く次男。その光景を目にしたとき、これ以上の地獄はないと思いました。これの何にしがみつくことがあるのだろう、と思いました。

私は勇気を振り絞って、前夫に離婚を申し入れました。しかし前夫は聞き入れてくれませんでした。彼なりに、私や子供たちのことを愛していると言うのです。しかし自分のかっとしやすい性格に問題があることを承知していたのでしょう、一時別居するということで承諾してくれました。

ですので、今更、復縁したいと言われても、私にはもうその心がありませんでした。そしてその旨を伝えた瞬間、また前夫の拳が飛んできました。

後日、2人の刑事が家にやってきました。「普段、民事には介入できないんですが、あまりにも通報が多いので。ご主人はおられますか。」ということでした。

それから2時間ぐらいでしょうか。刑事はキッチンのテーブルで前夫と向かい合って話をしていました。私は子供と一緒に別の部屋にいたのですが、刑事が「もう別れたれよ。そのうち、奥さん殺してしまうぞ。わしらもみすみす殺人者作りたくないんや。」と言われていたことを覚えています。

刑事が去った後、前夫はポツリと言いました。「離婚届け、判押しとくわ。」

幸せに向かって

その後、私の状況を心配してくれていたダンとの距離が縮まるのに、それほど時間はかかりませんでした。

ところが、私自身は、そのときもまだ、彼との将来は考えられずにいました。私は子連れで、バツイチになる身。ダンは9つも年下で、アメリカに住むアメリカ人。こうしてチャットしているだけの関係で終わるはず。悲しくても、いつかはお別れなんだ・・・。

でも、そうはなりませんでした。

その後、ダンが日本に休暇で遊びに来てくれたのですが、どこに観光に行くわけでもなく、子供の保育園に一緒に送り迎えに行ってくれたり、私の家事を手伝ってくれたりと、まるで家族の一員になったかのような振舞いだったのです。後から訳を聞くと「観光目的で日本に行ったわけじゃなかったから。僕はもう君と一緒になるつもりだったからね。」ということでした。

そして休暇が終わり、ダンがアメリカに帰る日。飛行場で、ゲートに入る前に、彼がプロポーズをしてくれました。「今後、一生懸命お金を貯めて、1年後に君を迎えにくるよ。その時には結婚してくれるかい?」と・・・。

彼とお別れになるんだな、また次はいつ会えるのかな?それどころか、会うのはこれが最後かも?と悲しい気持ちでいた私は、その言葉で一気に心が晴れ、大きな喜びが溢れて、嬉しい気持ちで包まれました。

それから時は流れ、一緒に海を渡ってきた長男・次男は成人し、ダンとの間に生まれた娘も高校生となりました。結婚後も、いろいろな苦労はあったのですが、それも今では笑い話になっています。現在はカリフォルニア州から離れ、ワシントン州の緑豊かな小さな町に、新築の家を構えて、家族とパグ3匹とで楽しくのんびりと暮らしています。

また、前夫とも、今でも友達として交流を続けています。離婚してしまったけれど、彼もまた、私の人生の登場人物として、悪役を演じてくれた大切な人です。彼の存在がなかったら、ダンとの出会いもなく、あったとしても、今のような形にはなっていなかったでしょう。

出会う人は全て、私が主人公という人生ドラマで、ハッピーエンドに導いてくれるための脇役を演じてくれているのだと思います。そしてそれは、皆様にとっても同じことが言えるのです。

 現在の家のそばから見えるヘレン山

ご縁を結ぶには

私の体験談をお話しましたが、これは私だけの物語ではありません。皆様にも同じように起こりえることです。

一般的には、友人の紹介、職場での出会い、サークルや交流会での紹介などが出会いの場ではありますが、現在は、昔に比べて、ますますそんなご縁を結ぶきっかけとなる場所が増えてきています。それはインターネットの発展と普及が大きく影響しています。実際、私が主人との出会いを、「インターネットで出会った」と言うと、ほとんどの方が、「マッチ・コム?」と聞いてこられます。また、フェイスブックやツィッター、インスタグラムなどのSNSでの出会いもあり、どんどんご縁が繋がりやすくなってきています。

何がきっかけにせよ、ご縁というものは、必ず自分と相手を結び付けてくれます。それはまるでご縁のほうが、あなたを探して勝手に動き出すような感じです。ですので、私はよく、「ご縁を引き寄せたい!」というお客様に「ご縁は、たとえ寝転んでいたとしてもやって来るものですよ。」と言います。実際は、何らかの行動を起こしていかないといけないのですが、それぐらいに軽く考えていても良いものだということです。

実際、パートナーを求めている方は、「どうしても彼(彼女)が欲しい!」と切望されておられる方が多いです。寝ても覚めても、そのことばかり考えている・・・という人も少なくないようです。

しかし、願いというのは、願えば願うほど、叶いにくいという性質を持っています。(くわしくはこちらの記事をお読みください。)

私はダンと出会ったとき、パートナーが欲しいとは考えていませんでした。前夫と婚姻状態でしたし、むしろ、離婚したとしても、再婚することなどありえないと思っていました。それ以前に、ただただ目の前の生活を回すことだけに必死で、誰かとまた恋愛することさえ考えられなかったのです。

今から思うと、それが功を奏したのだと思います。

願望は、手放せないと叶いません。私の場合は、手放した状態になっていたのでしょう。もし将来の幸せを100%確信できるのなら、願望は叶うのですが、1%でも不安があると、その願望はその通りには叶いません。ましてや不安が50%以上あるようなら、願わないほうがまだいいぐらいです。というのは、不安がある状態で願ってしまうと、逆のことが起こりやすいのです。たとえば、ストーカーに付け狙われたり、思いを寄せている人に別の彼女(彼氏)ができたり・・・。それは不安が叶ってしまうからです。

ですので、もし本当にパートナーが欲しければ、まず今の自分の生活に目を向けて、できるだけ自分の好きなことや、ほっとできることをやってみてください。そしてそれに集中してください。もっと効率よく仕事できないか、突き詰めてみる。友達と遊びに行って思い切り楽しむ。新しいレシピに挑戦してみる。アロマを調合して、お風呂に入る。一つ一つのことを丁寧に、心を込めてやってみてください。

「なぜそれがパートナーとのご縁を引き寄せることになるの?」と不思議に思われる方がおられるかもしれません。

実はご縁を呼び込む最大の秘訣は、「素の自分に還る」ということなのです。

飾りけのない、素の自分。そこには欲がないので願望もありません。好きなことをやっているので、肩から力が抜けて満たされています。そしてその状態こそが、引き寄せに対して最も効果がある状態なのです。

例えば逆に、「彼が欲しい~、彼がほしい~」というギラギラとした気持ちで動いていたとしたら、まず誰も引き寄せられないでしょうし、もし引き寄せられたとしても、同じようにギラギラした波動を持つ人でしょう。

それでもいいというのなら構わないのですが、先々、それでは問題が出てきてしまいます。というのは、お互いが欲で出会っているので、それぞれが自分のことしか考えておらず、綱引き状態になっているからです。(それに関しては、こちらの記事が参考になると思います。)引き寄せたいのは、飾ったあなたに惹かれる人でもなく、あなたのことを利用する人でもなく、その場限りの人でもなく、本来のあなた自身を心から思ってくれる、長く良い関係を築けるパートナーですよね?だとしたら、自分が先にそのような状態になることです。つまり、まず自分がそのような人になることです。

ここまでお読みくださった方は、もう分かっておられると思いますが、大切なことですので、もう一度言いますね。

パートナーを引き寄せたければ、焦らず、願わず、淡々と自分の「今」を充実させることです。自分の好きなこと、ほっとすること、やりたいことを集中してやってみる。そして自分の素に戻る。これだけなのです。

そのように、自分を知り、高めていくことで、その波動が自分から発信されていきます。そしてその波動をキャッチした人が自然と引き寄せられてきます。そうして引き寄せられてきた人は、あなたの波動と合致している人です。つまり理想したパートナーとなり得る人たちなのです。

そしてこれは、何もご縁に限ることではありません。全ての引き寄せの根本が、この「自分の素に戻り、自分が嬉しいこと、楽しいこと、好きなことをすることでエネルギーを高めていく」ことなのです。こうすることにより、パートナーだけではなく、様々なものが引き寄せられてきます。

願望がうまく叶わない、引き寄せられないという方は、一度、自分自身を見つめなおしてみてくださいね。

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